BCLは知っててもDRAKEと言うメーカーを知らない人は結構居るようです。
BCL全盛期に地味な割に高額な受信機を出しているメーカーとして印象に残っています。
その中で一番安価なモデルがこのSSR-1です、と言っても当時70kもした高級品でした。
クーガー2200が当時40k弱で実売35kでしたからちょっと一線を超えています
それでいてFM放送は受信できないし地味だし友達でこれ持ってる人はいませんでした。
受信方式が変わっていてワドレーループ方式と言って1MHz毎の発振器を整数倍して第一局発振とミックスしてヘテロダイン回路で欲しい周波数を浮き上がられる方法で 同様の方式はYAESU FRG-7、スタンダード C6500が有名です。
回路の特性で5MHz、10MHz...の端位置の周波数は自己発振で受信する事が出来ません。
そんなんで、JJYは聴こえません (受信感度確認によく使ってました。)
この個体は浜松の業者さんから譲ってもらった物の一部でまとめ買いなので単価がよく分かりません。大体15k位かと思います。
SSR-1は製造時期によってバリエーションがありますがこの個体は前期形で内部のバッテリーを変える場合はアンテナを取ってひっくり返してビスを外してと結構面倒です。
背面にはしっかりとMADE IN JAPANの刻印が有ります。
設計、製造はAORが行ったという話を聞いたことがありますが? 本当でしょうか...
BCL全盛期には300Kもした超高級BCLラジオです。
なんとも言えない落ち着きのあるデザインで BCL全盛期には見向きもしなかった機種ですが入手して以来クリーニングして一部の部品を交換して苦労して音が出るように成ったてからは不思議と愛着が湧いてきて 今ではお気に入りの一台になっています。もう保守用の部品も無いので時々電源を入れて小一時間エージングしつつ悦に入っています。
感度も選択度も今のレシーバーには足元にも及ばない性能ですがこれからも大切にしたい
レシーバーです。
R8の初期型と後期のA,Bは正面パネルのスイッチの違いで判断できますが
後期 A,Bは並べて見ないと違いが分かりません。
何となく高級オーディオセットの様に見えます。
DRAKEの受信機は大抵デザインが無機質であまり飾り気が無く無愛想なイメージですが、それがなんとなくいい雰囲気を醸し出しています。
安定度や感度、選択度は群を抜いて良いと言うほどの物ではありません
普段使いのIC-R75の方が上のように思います。
R8Aを買った当初LCDが故障していました。
苦労して部品を取り寄せて修理したのはいい思い出です。
最近はあまり電源をいれることもありませんがもはや部屋の一部と化してます。
...ちょっと電源入れてみます。動くかな
中波のNHK放送聞いてみました いい感じで入感してます。
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