天体観測と望遠鏡と双眼鏡と観測グッズ
 

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Taku’s Angel’s Chimes LTD

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Made on a Mac

天文ガイド誌や星ナビ誌に掲載の有名 光学メーカーを取り上げてみました 対象は双眼鏡をラインアップしているメーカーです。

Vixenは昭和24年(1949年)創業で創業時より光学製品を手がけています。

現在は天体望遠鏡のメーカーとして海外にも名の知れた一流メーカーで、TVドラマなどでよく製品を見かけます。

1970〜1980年台はミザールに一歩先を行かれた感が有りましたが 1990年代以降目を見張るほどの発展を遂げました。他社が不景気の煽りからスリム化や合理化を図る中、一人勝ちの様相です。

天体望遠鏡を考えてみると官庁や公益団体へ収めるような大型機器とは一線を画してVixenはおもちゃレベルからセミプロの範囲を牽引して伸びています。子供がやがて大人になってもVixenとの付き合いが長く続く構図になっています。これは釣具メーカーとユーザーとの関係に似ていると思いました。

Vixenで特記すべきはカタログで、これが大変良く出来ていて驚きです。

巻頭には選定のアドバイスやスペックの意味など事細かな内容でまさに天体望遠鏡の教科書のようです。

製品も従来は白黒イメージだった機器を白+銀基調で統一し全体的なルックスは他社製品に対し明るくて未来的な印象をあたえるデザインです。

カタログはメイルで取り寄せも出来るようですが カメラ屋さんでカタログが置いてあるお店も有ります。

前身は日野金属産業株式会社でもともと金属マテリアルの商社のようです。

創業は昭和27年(1952年)で昭和32年(1957年)より光学製品を扱っているとのことです。

昭和41年(1966年)発売したH-100形10cm反射赤道儀は当時の一般的な標準機で長い間改良を加えられてベストセラーとなっていました。この機種は知っていましたがこんなに昔から有るとは知りませんでした。

Vixenは同スペックの機器としてポラリスRをリリースしていましたが、H-100はフォーカスにヘリコイド式(カメラのフォーカスリングみたい)を採用するなどVixen製品に対し差別化を図っていました。

その後CX-150形15cm反射赤道儀やAR-1システム赤道儀など意欲的に製品をリリースしましたが

高級化=高価格により高級機なのか汎用機なのか製品クラスの不明確な点が受け入れられなくてその座をVixenへ渡してしまった感が有ります。

個人的にはEXマウントの三脚ピラーが今見てもかっこいい!欲しいです。

MIZARのHPには昔なつかしい写真と資料が公開されています。

最近は子供向けの天体望遠鏡のほか顕微鏡と双眼鏡等をリリースしていますが、OEM製品と思われます。

天下御免のNIKONですね

HPに会社の沿革が有りましたのでちょっと...

創業は1917年で東京計器製作所の光学計器部門と岩城硝子製造所の反射鏡部門に三菱合資会社社長岩崎小彌太氏の出資で「日本光学工業株式会社」を設立とあります。

三菱資本だったんですねぇ 三菱電機の系列かな?

NIKONと言えばカメラが有名ですが、半導体製造機器の露光装置なども有名です。

天体望遠鏡に関しては1980年の天文ガイドに10cm屈折赤道儀の見開き広告が有りました。

2枚玉EDアポクロマートF12で標準セット(ピラー付き)で420kです。

当時の価格帯を鑑みて極端に高額というほどでは無いみたいです。

機種の少なさや高級機器部門ではPENTAXの奮闘が有り天体望遠鏡のNIKONブランドはあまり見られなくなりました。今日、NIKONのサイトを見るかぎり天体望遠鏡のリリースは無いようです。

ところが最近になって広角アイピースをリリースしています。NAV-SWシリーズです。

さて、双眼鏡ですが創業時は顕微鏡がメインだったようですが古くから双眼鏡のラインアップはあり

ましたが自社製品では無かったのか?自社設計製造では超小型双眼鏡が最初のようです。

コーワといえば製薬会社じゃないですか?キャベジンでしょ?

意外なことに製薬事業と医用機器や光学製品も手がけている総合商社です。

ずーと前ですが、富士山太郎坊の天体観測イベントに新商品のPRにKOWAの営業マンが来ていました。

見たこと有るマークだな?と思いつつそのブースで確かEDレンズの大型双眼鏡だったと思いますが

説明を聞きました。その時「コーワって製薬会社と思われがちですがこんな光学機器もやっているんですよ」と話を聞いて”へーそーなんだ”と思った記憶が有ります。 ...思い出してググってみました。

創業は1894年で綿布問屋が始まりとのことです。って明治27年!日清戦争勃発!

KOWAブランドは大型双眼鏡とスポッティングスコープ(大型単眼鏡)が有名です。

HPによると1946年(昭和24年)に光学機器部門を設立とありました歴史深いです。

島田市の朝日段公園に設置してある観望用双眼鏡もKOWA製です。が!

主な納入実績の欄に載ってません...おもじゃないんだ もしかして中古かな?

ケンコーはカメラレンズ用のフィルターで有名な光学機器メーカー(商社)でカメラ交換レンズのトキナーと2011年に合併してケンコー・トキナーとなりました。 カメラ用三脚のSLIKも同社の傘下です。

創業は1957年で1974年に光学機器製造会社ケンコー光学㈱設立とHPにありました。

古い天文ガイド誌にも広告があり”ケンコーGスコープ540”(60mmF5アクロマート鏡筒)やKE−60A赤道儀が出ていました。

ケンコームーンライト(60mm屈折経緯台)は友人の愛機でよく近所の田んぼで観望会を行いました。市内のカメラ屋で当時12kで購入したそうです。

現在も同機はあるのかと思って調べてみたところ随分小さくなって ました。(口径50mmの卓上形)

天体望遠鏡、赤道儀は現在スカイエキスポローラーシリーズが有名で中国SYNTA社のOEMです。

赤道儀は低価格で製品は荒削りですが機械精度より機能重視の嗜好から高評価を得ています。

双眼鏡はGPS内蔵の機種や日本製品もラインアップしていて比較的低価格でスペック表を見る限り高性能な製品が多いです。

ドイツ、イタリア、ロシアの光学機器メーカーと共同開発した製品を輸入販売しています。

HPによると創業は1985年でその後2004年に株式会社へ移行したようです。

創業当初は輸出業務でその後1993年から光学機器の輸入を開始したとあります。

Ninjaシリーズのドブソニアン望遠鏡や鏡筒部がトラス構造の変わった望遠鏡をラインアップしています。

以前、富士山の天体観測イベントに参考出品されたマクストロフ・カセグレン(確か口径200mm)で球状星団を見たことが有りますが本当に繊細で圧倒的でした。きちっと整備された望遠鏡をリリースするメーカーなんだと言う印象が有ります。

双眼鏡のラインアップはそれほど種類が有りませんが口径150mmの双眼鏡でアイピースが2インチ仕様の機種が有ります。

旭光学工業株式会社は1919創立で、NIKON(1917年創立)とあまり変わらない。

社名は1957年発売のカメラのブランド名”アサヒ・ペンタックス”が由来だそうです。意外なことにペンタックス株式会社に改称したのは2002年です。

カメラ業界では革新的な小型カメラとオーソドックスな大判カメラの両極端な二面性が有りました。

天体望遠鏡では自社の光学技術を活かし高価なハイエンドモデルをラインアップしていました。

まさにプロ級のモデルで緑がかった白い鏡筒は憧れの的でした。

現在はカメラや光学機器の事業はリコーイメージング、その他の事業はHOYA傘下にありそれぞれPENTAXブランドを使用しています。

天体望遠鏡の製造は残念ながら2009年に終了してしまいました。

でもなぜかアイピースはリリースしています。(スポッティングスコープ用?)

双眼鏡のラインアップ調べていると50mmクラスは高価でした。

上げきれていません。

海外ならカールツアイスやローレライ、ライカ、スワロフスキーなど有名です。

国内にも小さいけどいい製品作っているメーカーが有ります。

情報が得られ次第とりあげていきます。

富士フィルムといえば写真用のフィルムが有名ですが近年のデジタル化でフィルムを使うことは少なくなりました。しかし本当の意味でフィルムという単語は幅広く写真というのはほんの一部に過ぎません。

写真用のフィルムや現像、印刷を手がけているのは富士フイルムイメージングプロテックというグループ会社です。

富士フィルムの主力製品でよく知られているのは液晶ディスプレイで使用されるフィルムです。富士フィルムはこの分野で圧倒的なシェアを持っています。

またカメラなど光学系も歴史がありFUJINONブランドは有名で、中でも大型双眼鏡は彗星発見にも使用された事もあり垂涎の機種です。

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Fantastic Starry Night