ビデオのVHSを開発したメーカーで戦前から”蓄音機”のメーカーで有名です。
米国ビクターの日本法人がスタートでその後色々な家電メーカーの傘下を流転した経緯が有ります。1970年台 当時はオーディオコンポーネントが流行っていてオーディオ機器のイメージが定着していました。
FR-6600
レトロチックでクーガーやTRY-X、サージラムから部品を集めたようなデザインです。意識したとしか思えません。
背面にはジャイロアンテナのフェイクがあったり...
BCLブーム終焉後の発売で当時知りませんでした。
その頃 デジタル機種が進出し始めていて クーガー2200やスカイセンサー5900は大特価で販売され アナログ新機種は全然目立ませんでした。
もっともビクターもオーディオ機器が順調だったのでBCLの様な明らかに一過性のブームに乗る必要も無く、技術力の高さを見せつけたかったのかも？しれないです。
販売台数が少なく希少価値急騰、正常に動作する物は高額で取引されているようです。
発売：1977
短波受信周波数：1.6〜30MHz
BFO:レベルコントロール付き
直読機構：バーニアスプリットダイアル
定価：32,800
