Nostalgic Elegance
 
BCL Radio by SANYO
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並べてみるとなんとも統一性のないデザインです。

それぞれ濃い個性の有る面白い製品です。

PULSAR (RP8700)

クーガーやスカイセンサーのようなギニック的なメカを持たないものの放送局が使用する周波数帯を4バンドに区切って可変式(7:1、21:1)のチューニングダイアルで同調する実用的なチューニングシステムで、

(要するに受信周波数が連続していない方式)

国際放送受信に特化したラジオです。

発売:?

短波受信周波数:3.9〜28MHz ただし

SW1:3.9〜7.3MHz

SW2:9.5〜12MHz

SW3:15.1〜17.9MHz

SW4:21.4〜28MHz

BFO:無し

直読機構:無し

定価:19,700円

Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

DJ5000 (RP7600)

一応短波が入るのでBCLラジオと言えなくもないモデルです

音質重視でツイータ、ウーファー、メインそれぞれにボリュームが有ります。クーガーを意識したとしか思えないデザイン チューニングする際は覗き込むような姿勢に成るなと思わず想像させられます。

発売:1974

短波受信周波数:3.9〜12MHz

BFO:無し

直読機構:無し

定価:19,700円

RACEIVER (RP7700)(Blueimpuls 7700)

BCLラジオとは言えない部類ですがトランシーバーにラジオが同居する珍しい機種なので取り上げてみました。

BCLブームの時から個人的に気になっていたモデルです。

トランシーバー部分は

50mW 27.088MHz (5chと同じ周波数)

ラジオに無線機がついているのかトランシーバーにラジオがついているのか? 議論になりそう...

外観は明らかにラジオがトランシーバーを背負ってる

機能的に見ると このセットで交信ができるがトランシーバーとして使う時はラジオ機能が使えない?排他構造です。

子機を取り外すとCB機に早変わり! 不思議なラジオ?

発売:1973

短波受信周波数:3.9〜12MHz

BFO:無し

直読機構:無し

定価:23,800円

RP-8880

三洋電機から海外向けのBCL機です。

4kHzベースのキャリブレータから10kHz,100kHz,1MHzのマーカーでダイアルをキャリブレーションします。

ロッドアンテナ2本と回転式のフェライトアンテナがあり

中華ラジオのGrundig Satellit 750 とよく似ていますが

サイズはW480 x H240 x D150 4.5 kg で

SatelliteはW372 x H184 x D146 2.38kgなので

RP-8880の方が一回り大きい

性能面ではキャリブレーション信号に対してメインダイアルのピッチが狭く調整が難しいそうです。

発売:?

短波受信周波数:1.6〜30MHz

BFO:ピッチコントロール

直読機構:センターダイアルで-30kHz~130kHz調整

定価:?

 
BCL CB Neo Classic