HONDA AX-1 Taku's Private Site
 

Expectation

HONDA AX-1 1994

Liquid cooling

DOHC engine 29 horsepower

Aluminum Wheels

Tubeless tire

Taku’s HONDA AX-1 Private Site 2017

Expectation

Contents

ようこそ

仕様

印象

将来に期待

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■デザイン

AX-1が発売されて20年以上経過しました。

ハーレーやトラとかドガならクラッシックバイクのいぶし銀が光るとこですが そういう事とは無縁の車種なのにこのバイク 何だか不思議な魅力を感じます。 さすがに設計の古さは否めませんがどこか惹かれる魅力を持ったデザインでずっと気になっていたバイクです。

残念ながら発売当初は前衛すぎたのか不人気車でした。

オンとオフの融合を目論んだコンセプトは中途半端なデザインに成りがちで 当時はまだ万人受けしなかった事が敗因かもしれません。

時が流れて現在 この種のバイクはデュアルパーパスモデルとして完全にバイクのカテゴリーとして確立しました。

国産のメーカーは勿論 BMWもトラにもこのカテゴリーのバイクがラインアップされています。

AX-1のデザインは今なら受け入れられると思いますが古さを払拭する必要が有ります スーパーテレネ風のヘッドライトはLED化しBMWの様な非左右対称化で人が顔として誤認してしまう現象を回避するとか、NX250の様なシングルに変更しても良さそうです。

タンクからメーターバイザーへのデザインはボリューム感を減らしメリハリを持たせることで今風の引き締まった印象を与え シートからリアテールへのデザインは現状でもあっさりとしているのでマフラーの形状を丸筒から長方形のボックス構造にして極力膨らみを減らし全体の印象を現在風の直線基調にさせてみたいです。


■タイヤ

セローと比較しても遜色ないハンドリングですからフロント19インチの継承もいいですがモタード系の17インチも魅力的です。

ホイールはメンテナンス性を考慮してアルミとしデュアルパーパスモデルを意識して17インチにオフローダー系の溝の深いパターンのタイヤを装着します。

リアはそのまま16インチで若干太めのタイヤが似合いそうです。

キャストホイールの色は1994年モデルのカラーかモノトーンならグレー系かダークブラウンが良さそうです。


■エンジン

もともとタフで信頼性の高いエンジンですがDOHCゆえの特性なのか低速にトルク感が無いのがネックです。

HONDAにはVTECの技術が有るので高速域と低速域をVTEC機構で切り換える構造を組み込みたい所です。

単気筒の狭いヘッド部に高さの違うカムを組み込むのは難しいので

ロッカーアームの支点を変える方法なら構造的に小さく出来そうです。


■IT化

ITを導入するのは今や当たり前ですがバイクへの実装には温度や湿度など耐環境性の問題を車以上のレベルでクリアしなければ成りません。

また従来アナログだったメーターはデジタル化され車ではLCDでアナログを模倣しています。

この様に最近の車には既にLCDを採用していますが バイクの場合昼間の強い日光下では輝度不足で使えません。

バイクに採用するためにはLCDのバックライトをどうするか大きな問題です。

IT導入には未だ大きな壁が存在しますが近い将来エンジンのマネージメントにAIを導入し さらにGPSを内蔵し本格的なナビゲーション機能をメーター内に組み込んで最新の地図情報はBluetooth経由で携帯端末から取得する..21世紀にふさわしいバイクを想像します。


■サスペンション

足つき性の良い部分を継承した上で走破性も向上させたい

サスペンションを原点に立ち返って見直してみます。

オフ車は大きな起伏に順応できるようにサスはストロークが大きいですがその為足つき性が犠牲に成っているのが現状です。

起伏の激しい道を走行する事を考えた場合 低速では起伏をトレースするように移動しますが速度が上がると起伏の平均値に近い位置で移動することに成り 更に速度を上げていくと起伏のピークに近くなります 考えてみると長いストロークは低速時か大きな起伏に差し掛かった時有効ですが反面 減速時のノーズダイブが大きいとフロント側に荷重が移動するので操舵性が悪くなり特に非舗装道路では思っている方向へ舵取りが出来なくなるなどデメリットに成ります。

一時期アンチダイブ機構をもったフロントサスペンションが各社からリリースされていましたが最近のサスはダンパーの改造で急激なダイブがなくなりアンチダイブ機構も不要となっています。

ただしこれは舗装道路のロードバイクの話で非舗装道路を走るストロークの大きなバイクにはもっとアクティブなアンチダイブが必要です。

車速と車体の傾斜や車体に掛かっているGから適切な減衰力を算出しサスのダンパー減衰率を電子制御します。

サスのストロークは車体がマイナス荷重になった時伸びてダンパーを介して通常の長さに戻します。つまり普段は短いストロークが大きな段差で伸びる構造です。


■装備

250ccのバイクは気負いなく乗れるジャンルで遠くへツーリングする場合もあればコンビニに買い物に行くことも有るバイクですが車のようにキャパシティが有るわけでは無いのでその用途に合わせて装備を交換しなければ成りません。

1.リアキャリアは標準実装

2.ヘルメットホルダーの標準装備

3.サイドボックス装着への配慮

4.充実した標準工具

5.燃料タンク10L化 無給油距離300km

AX-1は長距離乗ると腰が痛くなるという話を聞きます。

低反発素材がシートに使えないでしょうか?

単気筒バイク特有の手がしびれる現象ですがハンドルに収納するバランサーで低減できるそうです。標準装備となればいいですね

The Next Generation

HONDA Axis-11

Expectation from AX-1


21世紀の新しいAX-1を 考えてみたい

1st Model 1987

2nd Model 1989

3rd Model 1994

NX250

 
HONDA AX-1 Sports Traverse