First-class amateur radio engineer acquisition record
第1級アマチュア無線技士 免許奮闘記
なんでまた1アマを?
友人の一言から始まった
気の合う仲間と2〜3ヶ月に一回程度の頻度で静岡駅近くの居酒屋でささやかな呑み会を行っています、もうかれこれ4,5年になります。
そんな折、会社辞めた先輩が今どうしているかなぁ? 趣味の広い人だったね なんて話題の中、なんとなくその人が2アマの免許持ってた話題となり そばにいた友人に
「アマチュア無線やってる?」と何気に聞くと 何と
「お陰様で1アマだよ」と言われ びっくり...電話級と今の今まで思っていました。
考えてみると、車やバイクの免許を直接試験場で挑戦する人ですから
アマチュア無線も電話級で終わっているはずないなぁ....
そうか、いつまでも電話級というのも何だか進化がないなぁ ダメ元で上級を受けてみるのも自己啓発かな 確かモールス信号の実技試験が無くなったとか 聞いてるし...
当初 難しい計算問題は回答暗記で行こうと考えていたが
これは真面目に公式覚えないと丸暗記では落ちるなぁとしみじみ思う
そこで更にBook Offで2012年発行の古い問題集も買ってきた。
とにかく沢山問題といて訓練しないと点取れない....時間が無いかも!
計算問題を解く練習を毎日1時間程度やってみると面白いことが分かってきた。
無線工学の出題の回答暗記は危険だ アレンジに引っかかる
1.手計算が前提なので小数点以下を無視しても近い数値が出る。
2.同様にある程度計算が進むとパズルが溶けるような具合に答が出てくる。
3.したがって計算が複雑になってくるパターンはそもそもの着想が間違っている。
4.√の計算は基本手計算では無理なので大きな数値の√を開く計算が出てきたら
何処かで手順を間違えていると思った方が良い。
5.公式を展開して計算する問題は 逆に回答の数値を公式に入れて計算した方が
早い場合がある。
6.判定問題は古い問題集に出ている問題でも結構現在も出題される。
点の取りやすい判定問題は絶対落とさないようにしないと
法規の試験は引っ掛け問題
1.無線従事者と取扱者を混同しないこと
同様に放送法と電波法にも注意
2.割当周波数、特性周波数、基準周波数の定義を理解しておくこと
3.定番中の定番問題が必ず数問出てくるので絶対落とさないこと
交流 300V、直流 750Vの設問や電波法、放送法違反 罰金以上 2年、
取り消し 2年の設問 など... ポイント抑えておけば覚えやすい問題のこと
4.間違っているものはどれかと問う問題で答えが判らなかった場合は
実際の法文と一文一句比較して違いを確認する事が重要 落とし穴が見つかる
ポイントは”申請”とか”届け出”とか文末が正しいか
5.解説の法文を何度も読んでおいて問題の文章を読むと違和感が出るようになる
後日ネットで試験のスケジュール確認してみると
4月、8月、12月と年3回も試験日が有るようです。 今は4月なので最短で受けられるのは8月の試験日になるけど8月の猛暑期間に受験するのは考えただけでもしんどい、
ちょっと余裕をみて12月をターゲットにすることにしようかな
勉強するのは10月以降で良いかぁ なんて結構お気楽
SOFT BANKのTーPOINTが有るのでこれを利用してLOHACOから問題集を購入する。
問題集の謳い文句が ”これ一冊で必ず合格” ....ホントかなぁ????
出版日が2016年とちょっと古いかもしれないと思ったが他の問題集もそんなに違いは無いようなのでコレを購入した(ちょっと他より安い事も選定理由)
本の冒頭に受験手続きの手引きがあってすごく参考になった。
さて、管轄の総合通信局は名古屋、試験開始は朝9:30からだ
あららぁ 結構早めに家でないと間に合わない
受験会場の住所でググってストリートビューで見当をつけてみた。
しかし朝早いと思うだけで何だか面倒くさくなってきた。
それにしても時間が有ると思うだけであんまり勉強する気が起きない
数カ月はなんとなく本を眺めていただけで、
「何だか 難しいなぁ」どうやって覚えたら良いんだろう? 少しへこんできた。
毎日 ”明日から本気出す。” と思い続けてのんきに時間だけ過ぎていく...
それでも1ヶ月半程かかってようやく一通り読み終わったところで、
今度は最初から受験のように問題を見ては別紙に回答して模擬試験をやってみました。
....やっぱり結果は散々です。 12月の受験申請の10月が迫ってきたこともあり
受験するか諦めるか思案のしどころ(受験申請は試験月の2ヶ月前上旬 20日間)
とうとう10月に入っていよいよ受験手続きの受付開始となってしまいます。
1週間ほど悩んだ挙げ句 根性出すことに! ネットから簡単に手続き出来た あとは
郵便局に行って受験手数料を払い込むだけ 受験受付期間中に払い込まないといけない
受験料が8962円と結構高額 それに名古屋往復1万円となるとこれはダメ元とか言ってられない 本気で1発合格目指すしか無い
そこでもう一冊問題集を購入しました。今度のは㈱QCQ企画の本で他の本より内容が新しい 謳い文句は ”ズバリ合格” ほんとかぁ〜
前の本と異なる問題が多い 計算問題もかなりアレンジされていて難問化しているじゃないですか やっべーぞ
150点中105点で合格なら 30問中9問間違えても受かる 結構目が荒いぞ
しかし30問を2時間半だから一問あたり5分しかない...時間管理が厳しい
だったら難しい計算問題は時間の無駄だw 計算問題が5分で解けるわけがないz
なら解答欄が数値の問題はとりあえずパス、
簡単な問題を最優先に解いて経過時間を見てみると思っていたほど掛かっていなかった
大体1問あたり1分以内で解けた、とすると一通りやっつけると30分位で終わるw
残り時間が充分あるので計算問題でも簡単そうなものからやっつけたらいいかも ♫
この方法は精神的にも楽だ、計算問題は7,8問なので他が出来ていれば合格圏内
更に計算問題で数問解ければ余裕で合格になる
無線工学は とにかく数多くの問題を解いて計算の訓練することで自然と身につく感じ
本をいっぱい買い込む方法も良いかもしれないが、実際に国家試験に出題された問題
がダウンロード出来るサイトがある、だけど解説が無いので身につくか?...
勉強するぞぉ〜
試験っていつやるのかなぁ 国家試験スケジュール?
とりあえず問題集買ってみた
受験勉強しなきゃ
これは大変だぁ
なめてましたぁ 受験勉強は実は訓練だ
なんか見えてきた
考えてみると
閑話休題
昭和36年11月の電話級試験問題めっけ
随分前に古本屋で購入した1961年11月号のCQ誌にアマチュア無線の試験問題が有ったなぁと思い出して 部屋中引っ掻き回しやっと見つけました。
当時トランジスターがまだ未熟でICなんて存在しなかった頃のCQ誌、無線機は手作りが主流で市販の無線機にはキットと完成品の2種類で販売されているものがありました
完成品のTORIO 9R-59が定価33,000円、当時の大学生初任給が15,700円でなので現在の初任給の20万を現代の等価として換算すると42万円と超高価 !
キットでも18,500円なので23.5万円くらい! なんともリスキーな無線機でしょう 相当腕に自信が無ければキット購入は厳しい
誌の内容は殆どが真空管回路の紹介で回路図も丁寧に記載されています。
驚いたのは新製品として紹介されている無線機の全回路図が記載されていて次ページにはその調整方法まで記載されていました。なんとも大らか いい時代です。
1961年10月期のアマチュア無線電話級/電信級の国家試験が綴込み付録としてありました
(各ページはクリックすると詳細がみられます)
出題は10問の記述式でした。
数式で証明する問題とか結構難しい出題です。
合否の判定って線引が難しそうです 公式書いたら何点とか決まりがあるのでしょうか?
設問自身はそれほど難しくないけど回答が合ってるかどうかその時点で全く分からない
なんとも不安な試験です。法規の問題には一つの設問に二つの回答が必要なケースも有りました。択一式設問で良かったぁ 上級の試験はかなり難易度が高そうです。
準備編
海や山など自然が大好き、野山の事思うと気分が高揚する
暖かくなったらキャンプにも行きたい、でもキャンプ場では割と夜が長くて暇になりがち どーして過ごす? そんな時にアマチュア無線とか良いかもしれない。天体観測も楽しそう
準備万全で行っても飲みすぎて寝ちゃったりして....
HF~430MHzまでマルチバンドの無線機
こんなの持って山に行ってQSOしたいな
移動先でワイヤーアンテナ伸ばして
HFをやってみたい